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Excel VBAでInternet Explorerを操作してみよう!(前編)

time 2016/12/19

※解説記事内の画像はExcel 2010のものです。

こんにちは。最近英語の勉強を始めたトマトニックです。何かを始めるというのは習慣になるまでが辛いですね。今回はExcel VBAを使って業務効率化をしたいと思っていても何から手を付けたらいいかわからない。そんな皆様にVBAでInternet Explorerを操作する方法をご紹介したいと思います。記事の途中で出てくるプログラム一つ一つはわからなくても、大まかに何をやっているのかを理解してもらえるように構成しますのでVBAが初めてという方も是非挑戦してみてください。全2~3回予定です。
※本記事は「Internet Explore 11」で動作確認しています

※ソースコードをコピペした際に「"」、「'」などが全角になる場合があるようです。半角に直してからプログラムを実行してください。

完成物

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こちらが今回作るVBAの完成イメージとなります。右側がExcel VBA、左側がExcel VBAで操作しているInternet Explorerです。Excelの検索ワード(B列)に検索したい薬剤の名称を入力して右上の検索ボタンを押下するとPmdaの「医療用医薬品 情報検索」の検索条件に自動的にセットして検索します。業務上、毎月新薬が出るとPmdaで検索しているので、こちらをVBAで効率化してみました。

今回はキーワード検索という単純処理ですが、例えば業務でインターネット上から特定のファイルをダウンロードするルーチンワークがあった時、今回のVBAの発展系としてルーチンワークの自動化を行うことで業務の効率化に繋げることができます。

プログラミング前の設定

プログラミングを始める前に各種設定をしたいと思います。

1.Excel マクロの有効化

まずはExcelでマクロを使えるように設定します。Excel「ファイル」の「オプション」 から

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「セキュリティセンター」タブの「セキュリティセンターの設定」ボタンを押下します。

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さらに「マクロの設定」タブから「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」にチェックを入れてOKボタンを押下します。これでExcelマクロを開いた時に警告が表示されますが警告に同意すればマクロを使用することができます。

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 2.Excel 開発タブの表示

次にExcel上に「開発」タブを表示させます。デフォルトでは「開発」タブは表示されませんのでこれを表示するように設定を変更します。Excel「ファイル」の「オプション」 から

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「リボンのユーザー設定」から右側の「開発」の項目にチェック入れてOKボタンを押下します。これでExcelに「開発」タブが表示されるようになりました。

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3.Excel VBAの設定

続いて「Excel VBA」の設定です。さきほどの設定により「開発」タブが表示されていると思います。「開発」タブから「Visual Basic」を押下します。

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この「Visual Basic」でプログラミングを行います。ウィンドタイトルに表示されているように「Microsoft Visual Basic for Applications」=「VBA」、ようやく記事のキーワードまで来ました。ここまでくればあと少しです。ちなみに「Alt」 +「F11」キーでも「VBA」を呼び出せます。

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「ツール」タブの「参照設定」を押下します。

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VBAでInternet Explorerを操作するために次の2つのライブラリを使用します。「Microsoft HTML Object Library」と「Microsoft Internet Controls」にチェックを入れてOKボタンを押下します。一度チェックを入れると画面上部に表示されますが、チェックを入れる前は辞書順に表示されていますので画面をスクロールしてこの2つを探してください。

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いよいよプログラミングです!

以上でプログラミング前の各種設定は完了です。早速プログラミングを始めましょう。「ThisWorkbook」あたりで右クリック、「挿入」、「標準モジュール」を選択します。

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細かい説明は次回にしますので、まずは「Internet Explorer」を動かしましょう!下記のソースコードをコピペして、 「▶」のボタンもしくは「F5」を押下します。

'接続先URL
Public Const url As String = "http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/"
Sub main()

Dim objIE As InternetExplorer

'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")

'IEを表示する
objIE.Visible = True

'Pmdaの検索ページを表示する
objIE.navigate url

End Sub

 

ソースコードをコピペしたら「▶」ボタンを押下します。

11_vba_1

12_vba_2_0

めでたく「VBA」から「Internet Explorer」を操作して「Pmda」のサイトを表示することができました。次回は今回動かしたソースの説明と細かい作り込みをしていきますのでお楽しみに!

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このブログについて

このブログ(JMIRI Office部)は、製薬企業のマーケティング部門の方やアナリティクス/レポーティングを担当している方に向け、Excel / PowerPointなどのOfficeソフトの使い方、分析の考え方、グラフの使い方、美しい資料の作り方、効率的な作業の進め方など、仕事に役立つ様々な情報を少しゆるめに発信していきます。

Author:医療情報総合研究所(JMIRI)について

医療情報総合研究所 JMIRIは、まだビックデータという言葉が無いころに日本で初めて処方情報データベースの運用・分析を開始した、処方情報分析のリーディングカンパニー。これまでに累計数十万ページ規模の分析レポート/グラフを製薬企業に向けて作成/提供してきました。

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