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【Excel】グラフの軸を省略してみる

time 2020/12/28

※解説記事内の画像はExcel365のものです。

こんにちは。初投稿のじろうです。

すっかり寒くなり、なかなか布団から出られない日々で朝がつらいですよね。
まだまだ冬は始まったばかりですが、毎日エアコン付けてるので電気代が。。。

さて、突出して大きな値があるデータを1つのグラフにまとめたいとき、波線などで途中を省略したグラフを作りたいけど、どうしたらいいんだろう。。。
例えば下のようなデータに対してグラフを作成すると、値の大きいデータが目立ってしまい、小さいデータの傾向がよく分からなくなってしまいます。

縦軸を省略したグラフを作成すれば、全データの傾向が見やすくなりますよね!
これからこの省略方法について説明していきます。
エクセルにはグラフの軸を省略する機能はありませんが、複数の機能を駆使することで省略したグラフを作成することができるんです。

グラフの途中を省略する

まず下のように大きい値と小さい値で分けて、積み上げ縦棒グラフを作成しましょう。

続いて、大きい値を2軸として表示させます。
大きい値のグラフを選択した状態で書式タブの「選択対象の書式設定」をクリックし、系列オプションから「第2軸」をチェックします。これで大きい値は右側の第2軸で表示されるようになりました。

小さい値の「軸の書式設定」を選択し軸のオプションから最大値を変更することで、小さい値の変化が見えやすくなるように調整します。

これで下図のように小さい値の傾向も見えやすくなりましたね。
今回はグラフの途中を省略して、左側の1軸のみで大きい値も表示していきます。
イメージは下図にあるとおりで、これから目盛りの"50"と"100"の間を省略して、"100"を"2,000"、"150"を"2,500"と表示されるように値を変更していきます。
*目盛りの値を3つ以上変更することはできないので注意してください。

まずは、軸の書式設定の表示形式のカテゴリで「ユーザー設定」を選択します。
続いて表示形式コードに次のコードを入力して「追加」をクリックします。

[=100]"2,000";[=150]"2,500";0

これで下図のように"100"が"2,000"、"150"が"2,500"と表示されるようになりました。
続いて、第2軸の値の"2,000"と"2,500"の位置を合わせます。

2軸の位置を合わせたら、大きい値の軸を非表示にします。
方法は、軸の書式設定の「ラベル」からラベルの位置を「なし」と変更するだけです。

そうすると下の図のように表示され、2軸のスケールを1軸に合わせたグラフの完成です。

あとは目盛りの"50"と"2,000"間に波線を引き、省略していることが分かるようにしていきましょう。
「挿入」タブをクリックし、「図形」から「波線」を選択します。そして波線を省略したい場所にドラッグします。

波線を選択し、「図形の書式設定」の「塗りつぶし」で色を白色に変更します。このときお好みに合わせて線の色や太さも変更していきましょう。
今回は塗りつぶし以外は特に変更せずに進んでいきます。

上図で赤線で囲んだ部分は見えないようにしたいので、再度「挿入」タブをクリックし、「図形」から「正方形/長方形」を選択して、消したい枠線の上にドラッグします。

「図形の書式設定」から「塗りつぶし」を白色に、「線」を「線なし」に変更します。反対側にも同じ操作を行い、これで完成です。

もし波線の位置を動かしたいというとき、今回は複数の図形を用いているためすべてを動かさないといけないので面倒です。
そんなときのためにも図形をグループ化しておきましょう。
グループ化の仕方は、ctrlキーを押しながら3つの図形を選択します。
この状態で右クリック→「グループ化」を選択します。

そうすると3つの図形が一つの図形としてまとめられます。

まとめ

今回はグラフの軸を省略する方法をご紹介しました。
グラフ作成において「表示形式」の「ユーザー設定」という項目は、使ったことがないという方も多いかと思います。
まずは「グラフの目盛りは自分で決定できる」ということを頭の片隅にいれていただければ幸いです。
また、グループ化は複数の図形を配置を変えずに移動させたい場合などにはとても便利ですので、ぜひ使ってみてください。

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このブログについて

このブログ(JMIRI Office部)は、製薬企業のマーケティング部門の方やアナリティクス/レポーティングを担当している方に向け、Excel / PowerPointなどのOfficeソフトの使い方、分析の考え方、グラフの使い方、美しい資料の作り方、効率的な作業の進め方など、仕事に役立つ様々な情報を少しゆるめに発信していきます。

Author:医療情報総合研究所(JMIRI)について

医療情報総合研究所 JMIRIは、まだビックデータという言葉が無いころに日本で初めて処方情報データベースの運用・分析を開始した、処方情報分析のリーディングカンパニー。これまでに累計数十万ページ規模の分析レポート/グラフを製薬企業に向けて作成/提供してきました。

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