患者中心の保健医療を支える
処方情報分析のリーディングカンパニー

 03-3239-6840

データの平均を出してみよう ~AVERAGE関数

time 2016/10/03

※解説記事内の画像はExcel 2010のものです。

こんにちは。こぱです。
今回は、EXCELでデータの平均値を出してみたいと思います。
数件であればすぐに計算できますが、対象データの件数が多い場合は、AVERAGE関数を使用すると便利です。

平均を算出する「AVERAGE関数」

AVERAGE関数は以下のように記述します。
=AVERAGE(範囲)

では、「薬剤A」の月別の処方数を例に平均値を算出してみましょう。
WS000071
平均は「=(B3+C3+D3+E3+F3)/5」のように入力しても算出できますが、AVERAGE関数を使うと簡単に算出する事が可能です。

それでは、F5セルにAVERAGE関数を使って表示させてみましょう。
WS000076
F5セルに「=AVERAGE(B3:F3)
と入力し、Enter押すと、、、
WS000075
F5セルに平均値が表示されました。

文字列や空白には注意しよう

簡単に平均を出せるAVERAGE関数ですが、一つ注意が必要です。

それは、データの範囲に文字列、空白セルが含まれている場合、これらは無視されることです。

では、実際に見てみましょう。
WS000077
上記は「薬剤B」と「薬剤C」の処方数の推移を表しています。

「薬剤B」は201603の処方数が「空白」
「薬剤C」は201603の処方数が「0」
とした場合の平均の違いを見てみましょう。

F5セルに「=AVERAGE(B3:F3)」、
F12セルに「=AVERAGE(B10:F10)」を入力します。
WS000078
するとF5セルとF12セルでは結果が変わりました。

どうしてでしょう?

先ほどご説明したとおり、文字列や空白セルは無視されるため、「薬剤B」の空白セル(D3)は対象の個数としてカウントされていません。
そのため、(1,000 + 1,100 + 1,300 + 1,600) / と計算され、結果が1,250となります。

対して、「薬剤C」は0(ゼロ)は数値のため、個数としてカウントされます。
そのため、(1,000 + 1,100 + 0 + 1,300 + 1,600) / と計算され、結果が1,000となります。

AVERAGE関数では空白と0(ゼロ)で結果が異なることを覚えておきましょう。

AVERAGE関数 まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回、平均値の算出にAVERAGE関数を使うことで、対象のデータ全体を一つの数値で表しました。
注意点に気をつけながら、ご活用いただければと思います。

最後に、平均のようにデータ全体の特徴を一つの数値で表す事を「代表値」といいます。
代表値には他にも「中央値」「最頻値」等があります。
こちらに関してもEXCELの関数で算出することが可能ですので、別の機会にご紹介できればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タグ

このブログについて

このブログ(JMIRI Office部)は、製薬企業のマーケティング部門の方やアナリティクス/レポーティングを担当している方に向け、Excel / PowerPointなどのOfficeソフトの使い方、分析の考え方、グラフの使い方、美しい資料の作り方、効率的な作業の進め方など、仕事に役立つ様々な情報を少しゆるめに発信していきます。

Author:医療情報総合研究所(JMIRI)について

医療情報総合研究所 JMIRIは、まだビックデータという言葉が無いころに日本で初めて処方情報データベースの運用・分析を開始した、処方情報分析のリーディングカンパニー。これまでに累計数十万ページ規模の分析レポート/グラフを製薬企業に向けて作成/提供してきました。

[詳細]


お問い合わせ

arrowup

mail