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条件に合致したデータを取り出そう ~INDEX関数・MATCH関数~

time 2017/09/11

※解説記事内の画像はExcel 2010のものです。

皆様初めまして甘党と申します。ここのところ毎日朝・昼・晩何かしら甘いものを食べています。

最近受けた健診ではHbA1cが基準値スレスレでした。そう遠くない未来に糖尿病治療薬のお世話になると思います。

 

さて今回は、INDEX関数, MATCH関数を使ってデータの参照を行ってみたいと思います。

他にもデータを参照する関数としてはVLOOKUP関数が良く知られています。

関数一つで参照できるのでわかりやすいですが、INDEX関数・MATCH関数で組み合わせればVLOOKUP関数と同じこともできる上、行と列で条件を指定することもできるので是非覚えておきましょう。

INDEX関数で値を取り出す

まずはINDEX関数について見ていきましょう。

INDEX関数は、セル範囲または配列の中から、指定した行と列が交差したセルの値を返します
セル範囲形式と配列形式の2種類がありますが、今回はセル範囲形式をご紹介します。

セル範囲形式: INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域番号])

配列形式: INDEX(配列, 行番号, [列番号])

index

では、実際に使ってみましょう。下の表からEさんの体重を取り出してみます。

E8セルに、“=INDEX(C3:J6, 3, 5)”と入力しました。これは、AさんからHさんのデータ(C3:J6)の中から、Eさん(5列目)の体重(3行目)を指定したことになります。

index 中身

3 index

Eさんの体重である「69」を参照することができました。

MATCH関数で値の位置を知る

次にMATCH関数について説明します。

MATCH関数は、指定したセル範囲の中で目的の値を検索して、相対的な位置を返します

MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の種類])

照合の種類は1、0、-1で指定し(省略すると1)、以下の意味を持ちます。

1:検査値以下の最大値を検索(検査範囲は昇順ソートが必要)
0:完全一致
-1:検査値以上の最小値を検索(検査範囲は降順ソートが必要)

4 MATCH

先ほどの表で、G5セルの値がEさんの列(G3:G6)の範囲内で何行目にあるか調べてみましょう。

5 MATCH

6 match

すると、“3” が表示されます。

今度は、体重の行(C5:J5)の範囲内でG5セルの値が何番目にあるかというと

7 match

8 match

参照範囲から5番目、つまり5列目を取得してきます

INDEX関数・MATCH関数を組み合わせてみよう

先ほどまでの内容で、

MATCH関数で、条件にあった値の入っている行や列を取得

INDEX関数で、行や列に合致した値を参照

といったことができることを示しました。
ということは、この2つの関数を

INDEX (参照, MATCH(行番号を取得), MATCH(列番号を取得))

このように組み合わせることで条件にあった値を取得することができます。

では下の図を例に、実際に関数を当てはめてみましょう。

Dさん、Bさん、Fさん、Aさんのデータを関数で取り出したいと思います。下の表では行も列もバラバラでコピーして貼り付けるには少し手間です。

9 index match

ここでINDEX関数・MATCH関数を使うと

10 index match

11 index match

上の表でDさんの身長である「155」を取得できました。

他のセルにも関数を反映させるため、あらかじめ固定したいセル範囲に$マークを入れておくと便利です。C12セルをドラッグすると

12 index match

13 index match

完成です。

いかがでしたでしょうか?

いきなり関数2つ出てきてさらにこの2つを組み合わせるということでなかなか複雑だと思いますが、とても汎用性のある関数ですので是非習得していただけたらと思います。

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このブログ(JMIRI Office部)は、製薬企業のマーケティング部門の方やアナリティクス/レポーティングを担当している方に向け、Excel / PowerPointなどのOfficeソフトの使い方、分析の考え方、グラフの使い方、美しい資料の作り方、効率的な作業の進め方など、仕事に役立つ様々な情報を少しゆるめに発信していきます。

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