2020/12/28
皆さん、こんにちは。JMIRIの独身貴族「ひろきち」です。
いきなりですが皆さん、Excelを使うときに、キーの組み合わせで特定の操作(?)をさせる「ショートカット」をどれくらい利用していますか?
「あぁ、あのコントロールとXとかCのやつでしょ?使ってる使ってる」と言う方も多いと思いますが、こんな記事を書いている私でも、知らない、知っていても使ったことがないと言う物を含め、その数は100パターン以上存在しています。
この連載では、「知らない人は是非知っておいて欲しい」「滅多に使わないけど、知ればちょっと幸せになれる」ショートカットを紹介していこうと思います。
見やすくしよう!
Excelにデータを入力した後、その内容によってセルの色を変えたり文字を強調したりといった作業はよくある作業です。それではその辺を楽をしてみましょう。
よくやる方法は・・・
セルや文字の見た目を変える際、画面上のリボンメニューからマウスでポチポチすることが多いと思います。
もしくは、変更したいセルを右クリックし、「セルの書式設定」で変更することが多いと思います。
このうち、後者の方法では対象のセルをマウスで右クリックする必要がありますが、変更したい行や列をレイアウトの都合で狭くしている場合、右クリックしたつもりなのに、隣の行を選択してしまうことがよくあると思います。
その時に使えるのがこのショートカットです。
「Ctrl」+「1」 | 書式設定変更ダイアログを表示 |
このショートカットの良いところは、セルを選択した状態で打ち込むと「セルの書式設定」、図を選択した状態だと「図の書式設定」と言った風に、選択中の要素に応じたダイアログが開いてくれるところ。
なので、変更したいと思ったら上記のショートカットをとりあえず押している、と言うのを習慣にしてみると良いかもしれませんね。
ちょっと幸せになるショートカット
前回「コピペしよう!」で色々な貼り付け方法を紹介しましたが、なにげによく使うのが「値の貼り付け」。
これをキーボードだけで実行してみましょう。
そこで便利なのかこのショートカット
「Alt」+「Ctrl」+「v」⇒「v」⇒Enter | クリップボードの内容を値貼り付けする |
これまでのショートカットと違い、一発で完結せず、3アクション必要なのが残念です。
1つめのアクションで「貼り付けダイアログ」がでますので、2アクション目の「v」を変えることで、色々な貼り付けをキーボードだけで実行する事ができるようになります。
最後に
今回のショートカットは、マウスと共存できるタイプのショートカットです。
私も右クリックとショートカットを併用していますが、ノートPCのようにマウスカーソルの微妙な調整が難しい場合はショートカットがメインです。
目的は同じでもそれを実現するための方法を複数知っておくことで、環境は作業内容によって使い分けられるというのは作業効率の面からもメリットは多いですね。
それではこの辺でお開きに。