2020/12/28
テーブルって何?と思った方は沢山いるのではと勝手に想像しています。
簡単にきれいな表を作成出来たりデータの追加修正が便利だったり、実は意外に便利なツールです。
今回はこのテーブル形式について紹介したいと思います。
テーブルを使おう
使い方は簡単です。
リボンメニューの[ホーム]タブに「テーブルとして書式設定」というボタンがありますので、それをクリックし、
次に出てきたダイアログで、テーブルにする範囲をドラッグして選択するだけです。
範囲については後々簡単に追加もできるので、適当でも大丈夫です。
例えば、
の赤で囲ったように選択していくと
となります。
また、元々何らかのデータを書き込んだ箇所をテーブルにすることも可能で、そちらも紹介します。
この場合もっと簡単で、対象のデータをドラッグしておいて、「テーブルとして書式設定」からテーブルのデザインをクリックすると
のようになります。
今回列タイトルを記載しておきましたが、もしタイトルなしの表だった場合、自動で表タイトルが付きます。
↑これポイント
さて、作ったテーブルを見てみてください。
列タイトルにフィルターがついてます。
↑これポイント
また、リボンメニューに見慣れない「テーブルツール」というタブができています。
テーブルのスタイルオプションに注目してみてください。
これでテーブルの見た目をワンタッチで変えることができるのです。
↑これポイント
見出し行 | 1行目の列タイトルの有無 |
---|---|
集計行 | 最終行に一番右列の集計の有無 |
縞模様(行) | 横の縞模様の有無 |
最初の列 | 一番左の列の色強調の有無 |
最後の列 | 一番右の列の色強調の有無 |
縞模様(列) | 縦の縞模様の有無 |
これだけでも随分簡単に見た目が変えられると思いませんか?
あっ!入れ忘れた!
先程の例、何とはなしに足りないものがあるなぁ・・・・あ!合計がない!
そうです。単価と数量があるのに合計金額がありません。
でもご安心を。一番右のさらに右に、何か文字を書くだけでその列もテーブルの仲間に自動的に入ってしまいます。
試しに、G1セルに合計と打ち込んでみます。
はい!勝手に最後の行まで自動で同じ書式のセルが作られました。
ついでに値も入れてしまいましょう。
G2セルに、” =E2*F2”を打ち込んでみると・・・・
これまた自動的に合計行が埋まりました。
・・・・では、行の追加はどうなると思いますか?
A26セルに、次の月「2016/02」を打ち込むと
と、書式がその上の行と同様に1行追加されます。特筆すべきはG列に0が入っており、関数も自動的に埋め込まれることです。
また、今回手入力で追加いたしましたが、複数行をコピー&ペーストしてもペースト分すべてがテーブルとして拡張されます。つまり、次の月のデータを入手した際、そのままコピー&ペーストするだけできれいな表が出来上がるといった具合です。
ある程度まとまったのですが、こういった明細表に付き物の、総額が欲しいと皆さんは考えると思います。
そこで、前述の「テーブルツール」タブにある「集計行」にチェックを入れてみてください。
集計行が追加されました・・・が、数量の列に入ってしまいました。初期テーブル作成時F列が一番右でしたので、それが記憶されてしまっていることが原因です。
できれば金額の合計を出したいので、修正します。
ここは慌てず、F27をワンクリックすると▼ボタンが出てきますので、集計を消したり集計方法を変更することができます。
数量の行は「なし」、金額の行は「合計」を選択すると、よくある明細表になりました。
テーブル使ってみたくなりました?
見やすい表の作成スピードUP!デザインの変更も超簡単!関数の再貼付け無し!行の追加や最新データへの更新も思いのまま!
メリットは多数です。積極的にテーブルを使ってみましょう。